G20議長に厳しい対応要求 米、ロシアの扱いめぐり

(VOVWORLD) - IMF=国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事は20日のオンライン会見で、ロシアの扱いをめぐりG20内で対立が深まっており、協調が難しいとの見方を示しました。

アメリカのイエレン財務長官は20日、G20=20カ国・地域の財務相・中央銀行総裁会議に先立ち、ワシントンでG20議長国インドネシアのムルヤニ財務相と会談しました。アメリカ財務省の声明によりますと、イエレン氏はロシアのウクライナへの「残虐な侵攻」を非難しました。国際協調枠組みにおけるロシアへの対応が「これまで通りであることはあり得ない」と、厳しく対処するよう求めました。

イエレン氏は、アメリカとして引き続きインドネシアと連帯し、ロシアの侵攻が世界経済に及ぼす悪影響への対処を含め、G20と連携する方針を伝えました。ロシアはG20の加盟国です。

一方、IMF=国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事は20日のオンライン会見で、ロシアの扱いをめぐりG20内で対立が深まっており、協調が難しいとの見方を示しました。(時事通信)

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